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カイサカ声明 米兵によるジェニファー・ラウデ殺害を許さない! [米兵によるレイプ事件、犯罪]

 カイサカからの連帯メッセージ

     カイサカ事務局長プロテラ・ゴメス
カイサカ シンボル.png
 トランスジェンダーのためのラリーへの連帯のメッセージ

 フィリピン社会変革のために闘う草の根ベースのフェミニスト団体であるカイサカは、トランスジェンダーの人たちの尊厳、安全と正義のために闘う皆さんの本日のデモと闘いに連帯します。

 私たちカイサカは、米海兵隊と米国軍国主義の最近の犠牲者のため、正義のためのみなさんの闘いと共にいます。トランスジェンダーの女性、ジェニファー・ラウデさんは、10月11日、オロンガポ市のホテルで残酷にも殺されました。彼女は、頭をトイレの便器に押し込まれ、舌が突き出た状態の死体で発見されました。警察の捜査によれば、ジェニファー・ラウデは、溺死による窒息で死亡したといいます。

 残虐行為は、殺害がトランスジェンダーに対する多大な憎しみ、憎悪によるものであることを示しています。
 私たちはジェニファーの正義を要求するとともに、我が国で多数の米軍部隊が軍事演習を実施するために米国とフィリピンのあいだで合意された、米比相互軍事力訪問協定と他の一方的な防衛協定の廃棄を求めます。2002年以来、フィリピンに米軍がいなかったことはありません。

○ジェニファー・ラウデ事件を追求する集会 (320x177).jpg
<ジェニファー・ラウデ事件を追及するデモ>

 48年以上も続く米国軍事支配と45年間もの軍事基協定は、私たちフィリピン人にとって軍国主義に関係する様々な問題をもたらしました。米国軍事支配の中で、女性に対する暴力犯罪事件の長いリストがあります。米軍に「自由に」存在させ、兵士に「自由」を付与する政策は、フィリピンに売春や様々な社会問題を引き起こし、悪化させてきました。さらに悪いことに、フィリピン政府は犯罪米兵を逮捕できず、犯罪者を起訴することができませんでした。

 米比相互軍事力訪問協定の事後の基地協定は、すでに新しい違反、犯罪のリストを生み出しています。ジェニファーは、その最新の犠牲者です。

 私たちは、この事件の発生によって悲しみにくれていますが、米国の軍国主義が女性やトランスジェンダーの人だけでなく、いかに民間人の命を危険にさらしているか、全世界に暴露する機会であると確信します。私たちは、これまで何人かのトランスジェンダー女性が、米兵が基地に駐屯している間に身体的?性的暴力の被害者となりましたが、どの事件も表面化しなかったことを知っています。

 私たちは、ゲイ、レズビアン、トランスジェンダーの人々にたいする嫌悪や憎悪に反対するとともに、米国の軍国主義に団結し反対すべきなのです。米国軍国主義は、帝国主義による抑圧と搾取ばかりでなく、女性や少女、レズビアン、ゲイやトランスジェンダーのためのマッチョ文化と憎しみを促進してきた家父長制を引き継ぐ砦であり、人々に甚大な危険をもたらしています。

 搾取、抑圧、差別をなくせ!
 私たちには解放を!

 ジェニファー・ラウデの家族とカイサカからのメッセージ
 2014年11月18日にコメント

 今日AF3IRMは、国中のあらゆる場所に集まり、トランスジェンダーための集会、デモでジェニファー・ラウデの正義と個性を尊重得ることを求めます。
 搾取され攻撃され殺されたトランスジェンダーの生命を、私たちは忘れないとともに、ジェニファーのため、正義のためにフィリピンにおけるこの地で活動するフェミニスト団体カイサカから連帯メッセージをおくり、ラウデの家族からの独占映像を共有します。

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