SSブログ

私たちは皆、ジェニファー!です [米兵によるレイプ事件、犯罪]

 私たち全員がジェニファー

 女性の連合は、18日間、暴力に対する社会活動を立ち上げた

 宣言:「私たちすべてがジェニファー!」

141211 ○記者会見 私たち皆がジェニファーWe all jenifer (320x240).jpg
<女性団体グループ各代表が参加した記者会見>

 女性に対する暴力の廃絶を求める18日間の行動の開始する「国際行動デー」の前夜に、数々の女性グループからなる連合が、記者会見を開き、米大使館前でデモを行いました。
 本日、「ジェニファー・ラウデのために正義を求め、女性に対する暴力の廃絶を求める女性グループの連合」は、団結して11月25日に開始された18日間のキャンペーン中に、ジェニファー・ラウデの正義が回復されるよう行動を継続すると声明しました。

 私たちみんながジェニファーです!
 
 「女性の世界行動」代表ジャン・エンリケスは、他の女性グループを代表し、また米国大使館前の集会に参加し「ジェニファーに正義を求める社会運動団体」を代表し、宣言しました。「ラウデの殺人は、女性の商品化、物扱い、嫌がらせであって、トランス女性を含む多くの女性を苦しめる暴力の連鎖の実例となっています」エンリケスはつけ加え、女性に対する暴力が様々な形をとっていることを説明しました。「セクハラ、身体的および経済的虐待、強姦などは、ジェンダー不平等という同じルーツから派生しています。社会において女性の地位を劣後状態に維持し、時には、女性の生活において相互に関連しており、繰り返し発生しているのです。」
 「ジェニファー・ラウデは、彼女の性的指向やジェンダーアイデンティティが原因で殺されました。なぜなら彼女はトランス女性なのです」とASEANフィリピン女性の代表ジェレン・パクラリン(Jelen Paclarin)は語りました。「女性グループは、フィリピン政府、特に外務省(DFA)と司法省(DOJ)に、ジェニファーを殺害した犯人をフィリピンの法律で処罰するため、すべての法的措置をとれ!と要求している」とパクラリンは付け加えました。

 トランスジェンダー・グループの女性は、ラウデが殺された10月11日の数週間後に、ケソン州で2人のトランスジェンダーの殺害があり、トランスジェンダーに対する憎悪と犯罪が洪水のようにあふれ、未だ続いていることを強調しました。ガンダフィリピナスの事務局長ナオミ・フォンタス(Naomi Fontanos)は、「家父長制の信念や態度がある限り、性差別とマッチョ文化が再生産され、この先もジェニファー・ラウデの犠牲が存在しなければならなくなるでしょう」と声明しました。彼女は、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー(LGBT)フィリピン人に対する暴力反対運動を拡大する必要性を強調しました。

 「女性に対する暴力の廃絶を求める国際行動デー連合」のなかで、VFA 廃止連合を代表してプロレタ・ヌニェス(Proleta Nunez)は、米比軍訪問協定(以下VFA :the Visiting Forces Agreement)の廃止を求めました。VFAは米国とフィリピン間で強化された防衛協力協定(以下EDCA:the Enhanced Defense Cooperation Agreement)と一体で運用されていると強調しました。「EDCAは、軍事基地協定であって、ひとたび運用されるようになるとおそらく、女性に対する暴力を引き起こしかねません」とヌニェスは語りました。

 女性グループは、特にクリスマスシーズンは注目すべきだと注意を喚起しました。というのは、かつて米国兵士ダニエル?スミスが、フィリピン女性ニコルさんをレイプし、フィリピン下級裁判所で有罪判決を受けたにもかかわらず、新年の数日前に米国の保護下に移管され、放免されたことを思い出そうと、指摘したのです。次の16日間、ジェニファー・ラウデの事件、性的暴力、憎悪犯罪とアメリカ軍国主義に、注意を喚起する活動にさらに力を入れましょうと訴えました。

 以下に活動計画を示します。

 12月5日:レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー (以下:LGBT)グループとの対話
 12月8日:スクラップVFAフォーラム、フィリピン大学人権研究所
 12月9日:ピンクドキュメンタリーのプレミア、
 12月10日:人権デー・集会、デモ
 12月12日:トランスフィルムはピンク祭、Trinomaの一部として表示
 12月13日 - QC LGBTプライドマーチ。

141211 ○ラウデ デモ (320x240).jpg
<ジェニファー・ラウデの正義を求めるデモ、集会>

 記者会見の後、すべて紫色の衣装を身に着けた女性リーダーたち150名は、マニラ・カラウ通りに沿って、タフト通りサラマンカ・プラザから米大使館までデモ行進しました。デモ行進の後、女性代表たちは紫の衣装を脱ぎ、「抵抗のシンボル」である赤い衣装を明らかにし、「私たちは皆、ジェニファー!です」と表明しました。デモ参加者たちも赤い衣装を着用し、同じように「私たちは皆、ジェニファー!です」と叫びました。

 米軍の存在は女性に対する暴力を悪化させると強調しながら、デモ行進は、軍国主義とジェンダーに起因する暴力に対する抗議の行動として、交差した腕を上げました。11月24日は奇しくも、22年前にフィリピン上院が米軍への基地契約延長を拒否したことによって、スービック基地の最後の米兵が飛行機で去った日でもあります。しかし、VFAとEDCAが締結されたその後、米軍が進駐した地域で、売春、レイプやそのほかの暴力の形態が頻発しています。

 ファーガソン・プラザに到達すると、女性たちは「巨大な人間の交差」を形成し、女性に対する暴力、憎悪、犯罪を表現するとともに、女性がいきいきと生きる社会には、米軍の存在場所などないことも表現しました。「私たちはヘイトクライムの廃絶、ジェンダーに基づく暴力をなくすことを求めます、そして軍国主義の廃絶も求めます。」

141211 ○私たちすべてがジェファニー・ラウデ (320x240).jpg

 参加グループ:
・フィリピン・トランスジェンダー協会(ATP)
・バゴンKamalayan
・Buklod?Buklod NG Nagkakaisang Kababaihan
・CATW-AP
・移民擁護のための?センター
・女性のネットワークのための?開発アクション
・グローバル南に焦点
・債務連合からの自由
・ガンダフィリピン
・カイサカ
・KPD
・LILAK(先住民女性の権利のためにパープルアクション)
・労働者の党
・Piglas Kababaihan
・ASEANのフィリピン女性
・PKKK
・レインボー権利
・SARILAYA
・SCRAP VFA
・SENTRO
・女性教育、開発、生産性と研究機構(WEDPRO)
・フィリピン女性の健康
・女性の法律と人権局(WLB)
・女性の危機センター
・女性のワールドマーチ - フィリピン中央銀行
・青年・学生推進男女共同参画(YSAGE)
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。