SSブログ

開発のための軍事化 [フィリピンで政治的暗殺が横行]

プレスリリース、2006年6月22日
中央ルソンKPD代表オーロラ・ブロクイル(0927 2046933)

支払われた血―――開発のための軍事化


先週グロリア・マパカバル・アロヨ大統領が、左翼に対する戦いは、膠着状態にあると伝えた。
第七歩兵師団司令官ホビト・パルパラン准将は、軍政をこれまで誰も経験しなかったレベルにまで拡張し、中央ルソン地方の軍事化を押しすすめており、そのことで人々の権利に対する攻撃は特筆されるべき新しいレベルにまで達した。外見上これは、「反乱・暴動」に打ち勝つアロヨ政権の最新の打開策であり、究極の戦略の一部である。
たぶんこれは、中央ルソン、ビコール地域を含む南ルソン、および北ルソンなどのいわゆる「反乱者」のあふれる地域に焦点をあわせているのであろう。しかし、軍の派遣部隊が配備されるや否や、人民組織への嫌がらせが一挙に高まり、上述のキャンペーンの本当の狙いが、人々の利益を支持する人民組織のメンバーや武装していない「反逆者」にあることを明らかにした。
地域を横断した軍の配備・再配備が、あらゆるどのような批判者をも絶対的に根絶しえないなら、沈黙させ、中立化させることを狙っている。アロヨ政権の批判者たちは、自動的に「悪魔」とされ、国家の敵として烙印を押されている。フィリピン民主主義を、政治的茶番におとしめるものだ。よさそうに聞こえるけれども、政治的追従、茶番にすぎない。
アロヨ政権の考えでは、「平和な地域」とは友好的に投資できる地域であり、もし無実の、武器を持たない市民の生命によってこの「平和」の代償がはらわれようとも、一切気にもとめないのだ。
嫌がらせ、監視、恐怖を与える戦術、および裁判外処刑でさえ、自由を愛するフィリピン人の心に打ち勝つことはできない。過激な戦略よりもむしろ死が、アロヨ政権の、特にその方針とプログラムを批判するより多くの理由を与えるだけであろう。
アロヨ大統領は、権力から彼女を引き剥がしかねない沸騰する社会的火山の上に座っている自身を発見しないですむように、20年間のマルコス大統領独裁の先例を見習うべきである。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。