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10分以上も続いた殴打、撲殺された米兵横須賀事件 [米兵によるレイプ事件、犯罪]

米兵によって撲殺!横須賀・女性殺害事件

(殺害現場、横須賀市米ヶ浜通りの雑居ビル前)

今年の1月3日早朝、横須賀で米兵によって佐藤好重(よしえ)さん(56)が殺害され、6月2日横浜地裁で判決がありました。
横浜地裁・小倉正三裁判長は、強盗殺人罪に問われた米海軍横須賀基地の一等航空兵ウィリアム・リース被告(22)に対し、求刑通り無期懲役の判決を言い渡しました。

犯行現場である横須賀市米が浜通の雑居ビル入り口近くにあった監視カメラに犯行の様子が映し出されており、公判で証拠として上映されたそうです。ビデオによれば、佐藤さんは、顔や腹を殴打され、壁にたたきつけられ、何度も踏みつけられていました。小倉裁判長は「10分間もの間、声も出せなくなるまで暴行は続いており、冷酷非道」と述べました。文字通り「撲殺」でした。佐藤さんの弟、真田修一さんは「姉の顔は、弟の私でもわからないほどぐちゃぐちゃだった。」と話しました。

日本の「監視社会」態勢によってビデオに残りましたが、証拠品として警察が押収しています。権力側が占有し、公開されません。

米軍の態度は、これまでのほかの事件に比べ、日本政府、神奈川県警に「協力的」で、起訴前に犯人の身柄引渡しに応じました。被害者の通夜、葬式ともに、米軍から在日米海軍司令部ケリー司令官以下、100名あまりの米軍高官が参列し、謝罪の態度を示しました。
横須賀湾の放射能汚染問題などから、横須賀への原子力空母配備への批判が新たに高まっているなか、何とか早急にかつ穏便に事を済ませようとしています。

日本政府もまた穏便にすませようとしています。日本のマスメディアもこの問題をほとんど報じていません。そのため、日本国民のほとんどが事件のことを知りません。裁判はわずか2回の公判をしただけで、判決となりました。

このような事件が起きたにもかかわらず、蒲谷亮一・横須賀市長は横須賀基地への原子力空母の配備を容認しています。


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くみ

横須賀出身の横浜在住のくみです。この事件あまりにも酷く、読みながら涙が出てきました。私の母も現場の道を通り、同じ位の時間に通勤しています。もし母がと思うと・・・・国どうし
の問題とか関係なくもっと公にして事件を解決してほしいとおもいます。
by くみ (2007-07-08 23:32) 

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