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シンポジウム「日本軍『慰安婦』問題の現在」 [元「慰安婦」問題]

シンポジウム「日本軍『慰安婦』問題の現在」

12月3日(土)18時から、シンポジウム「日本軍『慰安婦』問題の現在」(東大本郷キャンパス)があり参加した。
学生を中心に証言集会を全国で開催してきたその一環で、朝鮮民主主義人民共和国から元「慰安婦」を招待して証言してもらおうと準備したが、さまざまの傷害があり招待は実現しなかったという。
拉致問題で共和国パッシングされているなかでありながら、共和国の元「慰安婦」といえども同じ戦時性暴力被害者であるから同じように交流し支援すべきだと考え、招聘を試みるに至ったことを聞いて、非常に感心もし共感もした。残念ながら今回は招聘できなかったそうだが、そのような発想や考え方でまっすぐ行動する人たちがいることを知り、勇気づけられた。
『慰安婦』問題を日本帝国主義の侵略と植民地支配の大きな枠組みのなかで捉えようとしていることも共感した。
特に周りの人に訴え広げていくにはどうしたらいいのか容易ではないし、もちろんさまざまな問題や困難もある。そのような発言もあった。具体的に今後どのようにしていったらいいのか、もっと明確に、率直に提示してもらえたらナオよかったように思った。

元「慰安婦」の証言は重要である。ただ、元「慰安婦」の高齢化は進んでいて、本人の証言を聞くことができるのは少なくともここ数年である。証言を通じて広めることは重要なのだが、それ以外のやり方で広める活動をすることもまた重要だ。逆に言えば、わたしたちが「日本人の問題としてとらえることができていない」ことの反映でもあると反省している。


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