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11月23日、マパニケ村で戦時性暴力被害シンポジウム [フィリピン元「慰安婦」]

11月23日、マパニケ村でシンポジウム

 フィリピンの戦時性暴力被害者団体マラヤロラズが、11月23日に、被害地であるマパニケ村で地域シンポジウムを開きました。
101123 シンポジウム閉会の挨拶 マラヤロラズ代表 ロラ・リタng_remarks_lola_lita[1]-70.JPG
<シンポジウム閉会の挨拶をする マラヤロラズ代表 エリザベータ・ヴィヌヤさん>

 1944年11月28日は、フィリピンを侵略していた日本軍が、フィリピン・ルソン島中部、、パンパンガ州マパニケ村を襲撃し、村民を集団虐殺し、生き残った女性たちを集団レイプをした日です。

 2010年11月23日は、被害から66年目にあたります。

 この日本軍のマパニケ襲撃集団レイプ虐殺記念の日に、フィリピンの戦時性暴力被害者団体マラヤロラズと女性団体カイサカが、マパニケ村で被害の歴史的内容を明らかにし、いまだ公式謝罪と賠償をしていない日本政府を糾弾するシンポジウムを開きました。このシンポジウムにはマパニケ村の職員も参加しました。

 シンポジウムの前に、マラヤロラズ、カイサカ、シンポジウム参加者、マパニケ村職員は、マパニケ小学校内にある虐殺された村人の慰霊碑の前で慰霊を行いました。この慰霊碑の下に11月23日虐殺された村人の骨が一緒に葬られています。

 なお、被害者の一人であるテオドラ・ヘルナンデスさん85歳が12月4日に逝去されました。今年になって亡くなったマラヤロラズのメンバー(被害者)は、テオドラさんを含め4人となりました。
 公式謝罪と賠償が行われることなく、被害者がなくなり続けています。

101123 マパニケ小学校の慰霊碑前で.JPG
<マパニケ小学校の虐殺者慰霊碑の前にたつ戦時性暴力被害者のロラたち>

101123 シンポジウムで自分たちの被害を詞にした歌を披露する被害者たち.JPG
<シンポジウムで自分たちの被害を歌で表現するロラたち>

101123 シンポジウム参加者と.JPG
<シンポジウムの参加者たち>



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