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今年も三多摩を、ピースサイクルが走った [沖縄、基地反対]

今年も三多摩を、ピースサイクルが走った!

1)2010三多摩・ピースサイクル
 7月9日(金)、13日(火)、14日(水)、15日(木)の4日間にわたって、今年の三多摩・ピースサイクルが行われました。三多摩の各市町村を訪問し、平和行政の実情を確認し、また三多摩における米軍や自衛隊の基地、横田基地や立川基地などへ抗議・申入れ行動を行いました。

画像 025 ○入間基地前.jpg
<自衛隊・入間基地、正門前で>

2)危険な“米軍再編”に反対!
 “米軍再編”の中身は、反テロ戦争の名目で世界のどこへでも展開できる態勢づくりであって、在日米軍基地の集約・強化だけではなく、この目的のために自衛隊そのものや自衛隊基地の在り方も変えられています。米軍と自衛隊との一体化がより進みました。
 日米司令部の統合化・一体運用は、米政府・米軍への「従属的な」日本政府と防衛政策であるとともに、防衛省はむしろ進んで協力している面もあります。そこに「日本の利益」を見出しているのでしょう。(その意味では、自分の意思で尻尾を振っているということでしょうか。)

 府中にあった航空自衛隊総隊司令部が横田基地内へ移転され、日米合同司令部の建物が建設されています。完成は少し遅れているようですが…。日米安保条約の範囲や枠は、取り払われ際限なく広げられており、日米統合司令部ができつつあります。
 危険な動きです。私たちはこれらに反対します。

コピー ~ 100713 横田基地に抗議に行くが、門を閉ざされる.jpg
<横田基地に抗議に行くが、門を閉ざされる>

3)三多摩市町村を訪問し、平和行政の実情を確認
 例年と同じく、各自治体にアンケートを事前に送付し、訪問した時に回答をもらいました。

 “米軍再編”、横田基地への航空自衛隊・総隊司令部の移転については、政府・防衛省が進めていることであり、各自治体の反応は、比較的鈍いものではなかったかでしょうか。
 横田基地の爆音や移転工事について、5市1町連絡会議を通じて、米軍や防衛省北関東防衛局と交渉や情報収集しているものの、「国防情報」を理由に、なかなか地元自治体へは十分な説明・報告がなく、限界がある状況です。周辺住民の生活が軽視されている状況は変わっていません。

 行政へのアンケートは、平和問題だけでなく、環境・人権問題も扱いました。
・各市町村教育委員会は「日の丸・君が代」強制のためどのような通達を出したか?
・自治体職員採用時の国籍条項の問題、採用実績
・家庭ごみ排出の目標と実績、
・搬入灰量とエコセメント利用量、
・CO2 排出量の目標と実績、など

 これら問題のアンケート結果は、各市町村の行政の実態をよく表現しており貴重であるとともに、他の住民運動にとっても貴重な情報となりうるものです。
 このような活動は何年も続けられ、三多摩地域にすでに根づいており、平和行政の拡充を目指す貴重な住民運動、平和活動となっています。ピースサイクルの活動が、さらに他のさまざまな市民団体や市会議員などと協力し、広がっていければいいと思います。

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