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9月17日、トヨタ本社への抗議行動 [フィリピントヨタ労組]

トヨタの組合潰しと闘う東京集会

090917 ○トヨタ東京本社前の集会.JPG

 9月17日、東京総行動の一環として、トヨタ東京本社前でフィリピントヨタ労組潰しへの抗議行動と、ひきつづいて全水道会館で「トヨタの組合潰しと闘う東京集会」があり参加した。一連の行動は、国際金属労連(IMF)の呼びかけのもとに行われている「反トヨタ世界キャンペーン」でもある。

 トヨタは昨年来の世界的な経済危機・恐慌が起きたとたん、真っ先に世界中で派遣社員や契約社員、期間工の首を切り、何としてもトヨタ資本だけの利益を守り抜く態度をとったし、今もとっている。プリウスによって「環境にやさしく洗練されたイメージ」を振りまくトヨタ社は、労働者には別のまったく冷酷な顔で対応した。労働者にとって、少しも幻想を抱くことはできないという冷徹な現実を見事に示してくれたのである。これこそがトヨタ基準であり、トヨタのつくりだす未来社会である。
決してフィリピントヨタ労組だけの問題ではない。簡単に切り捨てられる派遣社員に象徴される日本の格差社会はトヨタが毎日再生産しているのである。
 
フィリピントヨタ労組、支援する会は、ILOやIMF(国際金属労連)、国際世論に粘り強く訴え続けてきた。その成果の一つとして、今年6月のILO総会は、きたる9月22日から30日にフィリピンへ「高位使節団」派遣を決定した。フィリピントヨタ労組との団交を拒否しつづけ、組合潰しに狂奔するトヨタ資本の対応がきわめて不当であることは、国際的にも理解されつつある。
 
このような情勢のなかで、2009の「反トヨタ世界キャンペーン」は闘われている。フィリピントヨタ労組からエド委員長、ウェーニー副委員長もこの行動のため来日している。9月17日の東京総行動には200名もの支援者が参加した。全水道会館での「トヨタの組合潰しと闘う東京集会」は100名をこえる参加者が集まった。さらには9月20日、21日の愛知行動へと続く。
フィリピントヨタ労組の闘いへの支援を訴える。

フィリピントヨタによる組合潰しを許すな! トヨタ、アロヨ政府、日本政府へ抗議の声を!       (文責:玉)
090917 ○トヨタ東京本社前の抗議集会.JPG
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