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映画「出草之歌」上映会 [靖国、愛国心、教育、天皇制]

映画「出草之歌」上映会


井上修監督

10月21日三鷹消費者活動センターで、映画「出草之歌」上映会を行い、30名が参加しました。
映画「出草之歌」は、旧日本軍兵士・高砂義勇軍として徴兵され戦死した台湾原住民の遺族が、連絡も了解もなしに靖国神社に祀られていることを告発するドキュメンタリー映画で、2005年に完成したもの。映画「あんにょん・サヨナラ」とまるで対をなすかのような作品です。

先住民遺族たち60名は今年8月にも来日し、靖国合祀と小泉首相の参拝に抗議する一連の行動をおこないました。わたしも一緒に行動することがありましたが、先住民遺族たちがまっすぐに厳しく日本政府を告発する姿、行動を目にしました。映画で紹介されているとおりでした。
映画には全編にわたって台湾原住民の伝統的な民謡の美しい旋律が流れていて、原住民の怒りや告発、祖先を大切に思う気持ちを見事に表現しています。その旋律に、現在においては、日本軍に使い捨てられた祖先の無念を思い、日本政府を告発する気持ちが重ねられて歌われています。この音楽がすばらしい。

上映会には井上修監督も参加し、会場からの質問に答え、また映画作成のエピソードをいくつか紹介されました。監督によれば続編も計画しているとのことです。

このような映画を見たり、また行動し議論しあったりして、現在と今後の靖国問題と日本政府の態度をよく検討し、あらためて安倍政権に対して靖国問題をきちんと追及していくことがわたしたちにとって必要なのでしょう。靖国問題は、現在もなお、わたしたち日本人の問題ですから。


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