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日本の女性たちと労働組合がスービックレイプ原告を支援 [米兵によるレイプ事件、犯罪]

カサナグの会会員の長橋さんが、アジア女性資料センター丹羽さんとともに、スービックレイプ事件裁判傍聴に参加し、被害者支援を表明しました。このことをインクワイアラー紙が伝えています。(アジア女性資料センター翻訳)
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日本の女性たちと労働組合がスービックレイプ原告を支援

日本の女性団体と日本労働組合の代表は、スービックレイプ事件裁判の7月18日(火)の公判の傍聴に参加し、原告となった被害者を支援すると通訳をとおしてインクワイアラー紙に話しました。

丹羽マサヨ(アジア女性資料センター)さんは、この事件で訴えられている4人のアメリカの兵士を訴追するために、その物理的支援、個人的、財政的な貢献をすることと同時に、フィリピンの女性組織のネットワークと共に世界の米軍基地に反対していくと語りました。

丹羽さんは、アジア女性資料センターがアメリカの軍事侵略に反対するだけではなく、同時に、彼女自身の国、日本軍の性的奴隷制度にも反対してきたと語りました。
彼女は、正義のためのフィリピンの「従軍慰安婦」を支援してきたと語りました。「従軍慰安婦」は、彼らが第二次世界大戦の間に占領した国で日本軍によって性的強制を受けた被害女性たちを伝える言葉です。

「戦争と暴力は荒れ狂い続けます、そして、軍隊化は現在、世界的規模で広がっています。全世界での平和を我々の目標とするために、私たち自身を世界化しなければなりません。我々は世界的な情報交換をする必要があり、そのためのネットワーク拡大をサポートします」と、彼女がインクワイアラー紙に与えたパンフレットにはあります。

「三多摩-フィリピン資料センター」代表・長橋美保さんは、「三多摩・カサナグの会」(バターン州労働組合連合などの労働組合と交流している団体)のグループが、スービック強姦事件に関心を払っていると語りました。「日本では、これまで米国軍人が日本女性を強姦した多くの例があります。まったく同じ問題です。そして協定のため彼らを投獄することは同様に非常に難しいです。」日米地位協定は、フィリピンの事件の場合では、米比軍事訪問協定(Visiting Forces Agreement)として存在していると語りました。

犯罪米兵の身柄を日本の法執行機関に渡すことが容易でなかったかどうか尋ねられて、長橋さんは言いました。「形式的には身柄は引き渡されたことはありました。米国軍人被告は、ジェスチャーだけとして逮捕され、しかし簡単に解放されます。米国政府は協定によって日本側に渡さず身柄拘束することも簡単にできます。」

長橋さんは、日本に帰ってからここフィリピンで知りえたことを広めること、またスービックレイプ対策チーム(Task Force Subic Rape)、被害者とその家族、弁護団と彼女のセラピスト後方支援者たちが、民事原告である被害者を支援し、また支援金寄付を手伝うことができるように、スービックレイプ事件を見守ると語りました。


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