フィリピンの「慰安婦」アモニタ・バラハディアさん(78歳)、逝去 [フィリピン元「慰安婦」]
フィリピンの「慰安婦」の代表的存在でしたアモニタ・バラハディアさん(78歳、愛称=アポ・イタン)が11月1日11時食道癌のため、パンパンガ州サンフェルナンドの自宅で逝去されました。
1992年10月にフィリピンで初めて名乗り出た4人の1人で(ロサ・ヘンソン、バリサリサさんに続き3人目、残っておられるのはアンスタシア・コルテスさんだけ)、被害者団体のリラ・ピリピーナ初代代表、ロラズ・カンパニエーラの代表などをつとめ、日本、韓国、北朝鮮、中国、インド、スイス、南アフリカ、オーストラリア、米国なども訪れ、会議やセミナーなどで体験を証言するなど、フィリピンの被害の代表的存在でした。今年3月から闘病生活を続けておられ、私も8月3日に自宅までお見舞いに行ってきましたが、残念です。もっとも広く世界を歩いた被害者ではないかと思います。
ネリア・サンチョさん(アジア女性人権評議会、ロラズ・カンパニエーラ・コーディネーター)の連絡から:
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