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フィリピンで左派系女性活動家を殺害 [フィリピンで政治的暗殺が横行]

フィリピンで左派系女性活動家を殺害

2005年4月 ルバオ町体育館で

中部ルソン地域バタアン州アブカイ町で五日午前九時ごろ、左派系市民団体「KPD 民主主義のための運動」の同州事務局長で女性活動家、キャシー・アルカンタラさん(43)が何者かに頭部を撃たれ、搬送先の病院で死亡した。

同町警察署の調べではアルカンタラさんはこの日、同町にあるホテルで開催予定だった農民を対象とした人権セミナーに出席するために同ホテルの入り口前に到着したところ、男二人組に狙撃されたという。

今年の4月初め、ピースサイクルでフィリピンを訪問し、バタアン死の行進ルートを自転車でまわった際に、バタアン州ルバオで農民団体(PKMM)と交流した。このときコーディネートしてくれたのが、キャシーさんだった。

活動家殺害関与で国軍少将を告発
左派系議員が公務員特別裁判所に告発

左派系政党(バヤンムナ)のオカンポ総裁(下院議員)は五日、国軍北部ルソン司令本部第七師団長のバルパラン少将を活動家殺害、誘拐、放火などの多くの人権侵害に関与したとして公務員特別裁判所に告発した。

訴状では、バルパラン少将が過去に駐留したミンドロ州、東部ビサヤそして現駐留地である中部ルソン地域で左派系活動家の殺害が頻発していることをあげ、「司令官」としての同少将の資質・責任を追及するように訴えている。

オカンポ議員は「バルパラン少将にとっては平和とは非武装活動家の侵害を意味する。国軍の役割が国民の守護であるなら、国軍は少将を除隊処分にすべきだ」と主張、公務員特別裁判所に厳正な追及を要請した。

バヤンムナによると、今年に入って殺害された同党メンバーは二七人にも上る。特に同少将が駐留する中部ルソン地域では現在、活動家殺害事件相次いでいるという。


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