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外務省との交渉、三鷹でロラ交流会 [フィリピン元「慰安婦」]


ロラ・リタさん

外務省への要請交渉と三鷹でロラとの交流会

8月3日、午後2時半から、マパニケ村での戦時性暴力被害について、ロラ2名とともに外務省への要請交渉を行いました。
①フィリピン・マパニケ村での事件を日本政府が事実認定すること、②マパニケのロラたちに対して公式謝罪をすること、③補償を求める、の三点の内容を記した小泉首相、町村外相宛の要請書を、外務省事務官に手渡しました。
外務省からは、マパニケ村のロラたちが「アジア女性基金」をなぜ受け取っていないことを聞いてきました。「アジア女性基金」は、日本政府の法的責任を認めないためのものであることを指摘しました。
逆に「「アジア女性基金」で補償になると日本政府は考えているのか?」とただしたところ、明確に回答しませんでした。

8月3日、三鷹市民協働センターで、ロラとの交流会を行いました。
平日の夕方でしたが、50名ほど参加があり盛況でした。
「マラヤロラズ」(マラヤとは自由、ロラはおばあさんという意味)のビデオを上映した後、2名のロラの証言を聞きました。
日本軍に村の男たちが虐殺されて、そのあと女たちは戦利品のように扱われて、日本軍に強姦されたこと、家族や自分自身の受けた被害を生生しく話してくれました。証言は文書にする予定です。
イサベリタ・デラクルス・ビヌヤさん、「マラヤロラズ」代表
セフェリナ・ラプス・トウルラさん、
ともに、フィリピン、パンパンガ州カンダバ郡マパニケ村出身です。
 1944年11月23日、第14方面軍(司令官 山下奉文大将)の第二戦車師団(師団長 岩仲義治中将)が、カンダバ郡マパニケ村を襲い、村人の財産を奪い、村の男たちを殺し、女たちを強姦しました。

現在、ロラたちは8月4日から6日まで、原水禁広島大会に参加しています。原水禁大会の分科会、「女性の広場」で証言の予定です。


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