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韓進における安全問題 [フィリピン労働運動]

ハンジンにおける安全問題

---ハンジン社安全問題についての労働組合の見解と主張---

ハンジン・フィリピン労働組合

全国建設労働者組合(NUBCW)

マカバヤン(MAKABAYAN)


1. ハンジン労働現場がもともと本当に危険であることは、間違いありません。
2. 乏しい安全施設、医療従事者と安全人員の不足は、事故の要因でもあります
3. 安全対策・予防措置の不足と必要な安全施設の欠如は、事故の要因でもあります。
4. しかし、最も重要な問題は下請け問題です。我々の考えによればハンジン労働現場における安全安全問題と事故の大半は、下請けです。

 その理由は、下請けが、①仕事を時間通りにあるいはより早く終了しなければならず、②限界に近い利益稼ごうとしており、③次の下請け契約を得ようするため、です。これらすべての要因(下請企業の関心)は、結局のところ、安全対策をわきにおいてしまうよう誘導するのです。

0903008 ハンジン社前 549.jpg
<ハンジン社前に並んでいる多くのジプニー、スービック-ハンジンの行き先表示が見える、労働者の多くはジプニーで通っている>



労働組合の立場と提案;

1)ハンジン労働現場で働くすべての労働者の事故を減らすために、安全装置を導入するだけでなく、安全対策、予防措置を講じること。

2)また、救急病院、常勤の医者、看護婦と安全人員を配置することは、同様に助けになります。

 しかしながら、安全施設と予防措置、救急病院、常勤の医師、安全人員、これらすべては、もしスービック造船所におけるハンジン建設業と造船業のすべての操業、すべての業務に不可欠で直接関連のある下請問題に手をつけない限り、少しも重要でありません。すべての労働者対してハンジン社がその操業に責任を引き受けると約束し、スービック・ハンジン社に安全対策が導入されたとしても、下請問題を解決しない限り、そのすべての努力は、効果なく役に立たないものとなると確信します。

3)これら安全対策はハンジン社を攻撃するものではありませんし、スービック造船所のハンジン社建設業と造船業の企業活動における、必要不可欠で直接に関係しているすべての労働・仕事はハンジン社によって責任を負われなければならないことを保証する政府機関を攻撃するものでもありません。これ以外の解決、すなわちハンジン造船所と造船所建設業における下請構造の維持してしまえば、おそらく永久にハンジン労働現場に安全を導入することはできないでありましょう。





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