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フィリピン・パンパンガ州アニャタムにある赤い家 [フィリピン元「慰安婦」]


フィリピン・パンパンガ州アニャタムにある赤い家

ここは日本軍(第二戦車師団 師団長:岩仲義治中将)の駐屯地であり、マパニケ村の女たちが、1944年11月23日に集団的に戦時性暴力被害を受けた場所です。
もともと地主の所有であり、現在もその子孫が所有していますが、ニューヨーク在住とのことで、誰も居住していません。
柱に塗ってあったベンガラも大方はげおち、コンクリート壁の赤い塗装も色あせています。
「赤い家」と呼ばれてきましたが、家の外観はすでに赤くありません。
木造のため風雨による痛みが急速に進行しています。2階の板壁の一部は破れ、雨が入ってきており、床の木が腐りつつあります。あと数年もすれば崩れ落ちるでしょう。
記念として保存されるべきです。


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