VFAを廃棄せよ! [沖縄、基地反対]
2011フィリピンピースサイクルに際して、3月4日記者会見を開催し、方針を明らかにしました。
下記はVFAについての声明です。
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VFAを廃棄しよう!
VFAについて、フィリポンピースサイクル方針書:
<3月8日、マニラ 国際婦人デーのデモ、沖縄のドュゴンも参加>
フィリピン全土は、現在12年にもおよぶVFAにより、米国軍隊に自由に開かれています。当初、年に二度のバリカタン戦争演習は、以前の米海軍基地スービック、米空軍基地クラーク、カビテのクビ地点に限られて行われていました。その後、イロコスを含むルソン島やバシラン、ジョロ、スル―のような南部フィリピンなどほかの地域に広がっていきました。
さらに憂慮すべきは、これらの外国軍隊が行う救援活動や災害対応を装ってビコール、メトロマニラ、さらにはイサベラに侵入したことでした。これらは「不正規戦」の一部です。「不正規戦」は、軍隊の侵入がもたらす抵抗感を和らげ、地元住民を手なづけるように企てられています。
確実に言えることは、私たちフィリピン国民が、40年経たのちの1991年の米比軍事基地条約の破棄によって得たどのような成果も、VFAの実施によって既に相殺されているのです。
VFAについて言えば、わたしたちの領土は、現在、戦略的ルートや当地域の資源を確保する米国の前方展開戦略領域の一部分です。
その軍事力は、中国やロシアなどのような現認されている「敵」に対する、米国経済と政治上の利益を確保するために活用されています。
例えば、20万人の韓国兵と1万3000人の米国軍人を含む韓国における軍事演習は、南北朝鮮の間の緊張を悪化させただけでした。
いまや、ミンダナオでそうであるように、このような外国軍隊がすでにわが国の軍事施設の内部に滞在しており、もはや「常駐」している状態なのです。 そして、米国軍隊が、アブ・サヤフのようなグループに対して、直接戦闘参加したという報道が、たびたび繰り返され伝えられています。
そして、米軍基地が存在した時代がそうであったように、「治外法権」は各地にしっかり残っています。日本の沖縄におけるように世界中の他の施設で米国兵士は横暴に振る舞い、フィリピンにおいても、米軍による権限乱用と住民の権利侵害は、米国軍隊の後をついて回っているのです。
<3月8日、マニラ 国際婦人デーのデモで>
沖縄には、日本の74%の米国軍事施設があります。 沖縄は、観光以外主要な産業を持っていません。しかしながら、日本政府から1年あたりの2,500億円(30億 USドル)の「思いやり予算」を受けているものの、失業率は高いままであり、一人あたりの国民所得は日本で最も低い状態です。
沖縄では米軍による権利侵害は何ら珍しいことではありません。1995年二人の米国海兵隊員によって12歳の少女がレイプされました。また2004年には普天間基地のある宜野湾市の沖縄国際大学にヘリコプターが墜落し、米軍基地のそばに暮らす危険が明らかになりました。
沖縄の人びとは、県内の米軍基地撤去を求め、戦い続けています。 沖縄の人びとは、「命こそ貴重」(「ぬちどうたから」)であるとして、悲劇の島から平和の島へ転換するように、米国大統領バラク・オバマに求めさえしました。
ここフィリピンでは、私たちは外国軍隊が主権を有する私たちの領土を浸していると、わからなければなりません。また、外国軍隊の存在が私たちの民衆を危険に晒していると、気づかなくてはなりません。 すべての民族的なフィリピン人が結集し、私たちの主権を取り戻さなければなりません。 私たちは一度、外国軍隊を追い出しました。再び追い出すのです。
主催:
・KPD(Kilusan para sa Pambansang Demokrasya)
・三多摩ピースサイクルネットワーク日本
E-mail: peacecycle.pilipinas@gmail.com
下記はVFAについての声明です。
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VFAを廃棄しよう!
VFAについて、フィリポンピースサイクル方針書:
March 2011
<3月8日、マニラ 国際婦人デーのデモ、沖縄のドュゴンも参加>
フィリピン全土は、現在12年にもおよぶVFAにより、米国軍隊に自由に開かれています。当初、年に二度のバリカタン戦争演習は、以前の米海軍基地スービック、米空軍基地クラーク、カビテのクビ地点に限られて行われていました。その後、イロコスを含むルソン島やバシラン、ジョロ、スル―のような南部フィリピンなどほかの地域に広がっていきました。
さらに憂慮すべきは、これらの外国軍隊が行う救援活動や災害対応を装ってビコール、メトロマニラ、さらにはイサベラに侵入したことでした。これらは「不正規戦」の一部です。「不正規戦」は、軍隊の侵入がもたらす抵抗感を和らげ、地元住民を手なづけるように企てられています。
確実に言えることは、私たちフィリピン国民が、40年経たのちの1991年の米比軍事基地条約の破棄によって得たどのような成果も、VFAの実施によって既に相殺されているのです。
VFAについて言えば、わたしたちの領土は、現在、戦略的ルートや当地域の資源を確保する米国の前方展開戦略領域の一部分です。
その軍事力は、中国やロシアなどのような現認されている「敵」に対する、米国経済と政治上の利益を確保するために活用されています。
例えば、20万人の韓国兵と1万3000人の米国軍人を含む韓国における軍事演習は、南北朝鮮の間の緊張を悪化させただけでした。
いまや、ミンダナオでそうであるように、このような外国軍隊がすでにわが国の軍事施設の内部に滞在しており、もはや「常駐」している状態なのです。 そして、米国軍隊が、アブ・サヤフのようなグループに対して、直接戦闘参加したという報道が、たびたび繰り返され伝えられています。
そして、米軍基地が存在した時代がそうであったように、「治外法権」は各地にしっかり残っています。日本の沖縄におけるように世界中の他の施設で米国兵士は横暴に振る舞い、フィリピンにおいても、米軍による権限乱用と住民の権利侵害は、米国軍隊の後をついて回っているのです。
<3月8日、マニラ 国際婦人デーのデモで>
沖縄には、日本の74%の米国軍事施設があります。 沖縄は、観光以外主要な産業を持っていません。しかしながら、日本政府から1年あたりの2,500億円(30億 USドル)の「思いやり予算」を受けているものの、失業率は高いままであり、一人あたりの国民所得は日本で最も低い状態です。
沖縄では米軍による権利侵害は何ら珍しいことではありません。1995年二人の米国海兵隊員によって12歳の少女がレイプされました。また2004年には普天間基地のある宜野湾市の沖縄国際大学にヘリコプターが墜落し、米軍基地のそばに暮らす危険が明らかになりました。
沖縄の人びとは、県内の米軍基地撤去を求め、戦い続けています。 沖縄の人びとは、「命こそ貴重」(「ぬちどうたから」)であるとして、悲劇の島から平和の島へ転換するように、米国大統領バラク・オバマに求めさえしました。
ここフィリピンでは、私たちは外国軍隊が主権を有する私たちの領土を浸していると、わからなければなりません。また、外国軍隊の存在が私たちの民衆を危険に晒していると、気づかなくてはなりません。 すべての民族的なフィリピン人が結集し、私たちの主権を取り戻さなければなりません。 私たちは一度、外国軍隊を追い出しました。再び追い出すのです。
主催:
・KPD(Kilusan para sa Pambansang Demokrasya)
・三多摩ピースサイクルネットワーク日本
#22-A リベルタード・バランガイ、ハイウェイ聖丘、マンダルーヨング市フィリピン
Tel/Fax:(+632)7173262E-mail: peacecycle.pilipinas@gmail.com
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