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4月1日(日)、フィリピン日産労組副委員長を迎え、交流会 [フィリピン労働運動]

(訂正、3月26日記)
4月1日、交流会の場所変更

先に記した会場を確保できませんでしたので、会場を変更します。
正しくは、「三鷹市駅前コミュニティセンター 4階会議室1」です。
JR三鷹駅 南口 徒歩5分 「カサナグの会」で借りています。
手違いで混乱させてすみませんでした。

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1)フィリピン日産労組副委員長来日

 フィリピン日産労組ロデル・ビオラタ副委員長が3月28日から4月3日まで来日する。目的はフィリピン日産労組の43名解雇撤回を日産本社に交渉解決を要求するため。
 2007年3月12日、フィリピン日産門前のピケを訪れた。前回訪れた2005年8月と全く同じ様に数名のメンバーがピケ現場に常駐し暮らしていた。ピケ闘争は2001年からだから、すでに5年もの時が過ぎている。

<3月12日、フィリピン日産前ピケ現場で>

2)フィリピン日産争議
 フィリピン日産はラグナ地域に2社ある。ラグナテクノパーク外のフィリピントヨタ近くにフィリピン日産があり、ラグナテクノパーク内にはNissan-Starがある。 
 フィリピン日産労働組合は、組合代表選挙(CE)に勝ったが、労働協約(CBA)締結交渉が行き詰った。このとき組合員は296名おり、労働組合は、CBA交渉打開のために生産スローダウン闘争を行った。生産が確かに止まったが、実際にはこのスローダウン闘争によるものではなく、日本からの部品供給が遅れたことが原因だった。結果的には労働組合のせいではない。
 2001年10月24日の衝突の後、会社側はスローダウン闘争を理由に、労働組合の主要なメンバーを解雇してきた。43人が解雇され、そのうち16人が組合執行部メンバーである。 他方、会社は執行部の狙い撃ち解雇とともに、労働者分断を仕かけてきた。対抗組合が社内で作られた。執行部のうち何人かがその対抗組合に寝返った。われわれは彼らをも相手に裁判を継続している。
 会社側労働組合のメンバーは確実に増えている。というのは、この組合に参加しないと賃上げしないと会社が宣伝しているからだ。アメとムチを使い分ける露骨なやり方だ。その結果、296名いた組合員のうち、43名の解雇された組合員以外は会社側組合に加入し、社内にはほとんど残っていない。何人かはフィリピン日産労組を心情的に支援しているが、社内での活動が困難な状況である。
 裁判ではすでに4つの判決が出た。いずれも労働者に有利な判決が出ている。2006年6月21日、最高裁から144名の賃金支払いを命令する判決が出た。会社は支払っていないどころか、少額の解決金を配ってそれで解決しようとしている。
 フィリピン日産労組は、フィリピン日産が正式に交渉に応じるよう要求している。少額支払いは、フィリピン日産社の責任をごまかすものであり、労働者を分断するものである。
 フィリピン日産社が交渉に応じないので、日本の日産へ交渉を要求し来日した。

3)フィリピン・ラグナ地域
 フィリピンラグナ地域は、トヨタ、日産、ホンダ、いすゞなど日本の自動車メーカーがこぞって進出している。そしてフィリピントヨタ、フィリピン日産では様々な労働問題を起こしている。
 今回、フィリピントヨタ労組エド委員長と共に来日した。4月1日(日)疑義1時から4時まで、フィリピン日産労組副委員長を迎え、「JR三鷹駅 南口徒歩5分 三鷹駅前コミュニティセンター 4階 会議室1」でラグナ地域の労働運動を中心に交流会を行う。急な呼びかけで恐縮ですが皆さんぜひ参加ください。

4)フィリピン労組代表来日、各行動に参加を!
 フィリピントヨタ労組エド委員長も来日します。下記に日程を記します。
・3月29日(木)、神奈川歓迎集会18:30~港町診療所
・3月30日(金)、東京総行動(主催:権利総行動実行委員会)
15:35~トヨタ東京本社(水道橋)要請・申し入れ
17:00~日産本社(東銀座)要請・申し入れ
・3月31日(土)、多国籍企業の組合つぶしを糾弾する東京国際連帯集会
13:00~SKプラザホール(飯田橋)
・4月2日(月) 記者会見10:00~
東京地裁提訴(中労委救済申立却下取り消し訴訟)13:00
外務省(OECD/NP)面談15:00~


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